イベントレポート
2022.04.08
六角堂で花まつり(釈尊降誕会)を執り行いました
紫雲山頂法寺 六角堂では4月8日(金)、お釈迦様の生誕を祝う「花まつり(釈尊降誕会)」が行われました。
お釈迦様はルンビニーという花園でお生まれになり、生まれてすぐ7歩進み、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えたといわれてます。「天上天下唯我独尊」は「この世の中において、天の上にも地上にも誰一人として支配するものはない。一人ひとりがかけがえのない命を生きていて、尊いものである」という仏教の精神を表します。
花まつりはその様子を模し、たくさんの花で飾った「花御堂(はなみどう)」に誕生仏を安置します。また、お釈迦様降誕の際、竜が甘露の雨を注いだという伝説から、花まつりは灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれ、誕生仏に灌仏偈(かんぶつげ)を唱えながら香湯または甘茶を注ぎます。
六角堂では花まつりに合わせ、手水舎にたくさんの花を浮かべ、花手水でお釈迦様の生誕をお祝いしました。