【石渡 雅史】生花研究室

石渡 雅史 准教授より

総合的な池坊生花の研究
生花という花形は、池坊の中で最も制限された花形ですが、だからこそ深く考え、理念に触れる事ができると私は考えています。
命ある草木の姿勢に着目した生花は正風体・新風体にかかわらず一貫した内容が流れています。生花の根底に流れる考え方を明らかにし、感性と技を磨き、ご自身でいけられる生花の世界を拡げていただきます。

研究内容

・伝書にしるされた型表現 “伝花” と “変化形” の研究
・生花の成り立ちと変遷　～型が生まれる以前の花 “抛入花” の研究～
・正風体、新風体の環境等に適応した今日的表現の研究
・自分で考え、いけられる花へ。地元指導への導き

生花を学ぶことは、池坊の全ての花形へ通じる草木の生命表現を理解することに
繋がります。当研究室で一緒に追求していきましょう。