【笹山 安文】教授法・技研究室　※２年制

笹山 安文 講師より

指導者としての能力を養成する事を目的とする、初めての研究室です。
各入門カリキュラムから教え方、見本作品をいけるコツを踏まえ、稽古の場で教えることとなる、立花・生花・自由花の構成内容の伝え方を追求します。
指導者としての説明(教授法)と見せ方(手技)に特化した研究室として、三様式全てを扱います。

研究内容

立花・生花・自由花ともに入門カリキュラムから始めます。自身のこれまでの
理解を元に、教える立場として学ぶ場と考えてください。
自由花：基本の後、置、掛、釣の一例から素材の使い勝手を探ります。
生　花：正風体の基本(一種・二種・三種)の後、新風体の捉え方に進みます。
立　花：正風体(一草、木草挿し交ぜ)の基本の後、役枝の強弱、取り合わせの
考え方を探ります。新風体は、内容の捉え方から取り合わせ、配置構成を
追求します。

伝承として、池坊のいけばなを今後に繋ぐ、指導者の育成に尽くします。
1年目（2日×4回）、2年目 (3日×4回)の2年で計20日間の授業となります。