イベントレポート
2021.08.20
いけばな発祥の地、六角堂で地蔵盆が行われました
いけばなの発祥の地であり西国十八番札所の京都・六角堂(紫雲山頂法寺)境内の地蔵山で、8月20日に地蔵盆が行われました。
六角堂の地蔵盆は、近隣の堂之前町会と六角堂の朝参り会により行われます。当日は天候にも恵まれ、近隣の方々が参列して、六角堂執事により法要が営まれました。
地蔵盆は主に近畿地方、とりわけ京都で盛んに行われている夏の恒例行事で、お地蔵様の縁日である24日と盂蘭盆に因み、旧暦の7月24日または月遅れの8月24日前後に地域のお地蔵様の前に子どもたちを集め、法要を行い、お供えのお下がりやお菓子が子どもたちに配られます。
六角堂の周辺は京都を代表するオフィス街で、昔からの住民の方々は少なくなりましたが、六角堂は今でも地域の町衆のよりどころとして、このような行事が脈々と受け継がれています。
執事の話を聞く町内のみなさん お地蔵さんの帽子も新調されました